私は運動が苦手で、体力にもまったく自信がありませんでした。
若い頃、市民体育館に少し行ったことがあるという程度。
有料のジムに通ったことはありません。
そんな私がある運動を始め、食事面も見直して、7キロの減量に成功しました。
今もまだまだ挑戦者で、試行錯誤を続けています。
今回は、ダイエット成功につながった運動についてお話します。
「運動苦手だけどダイエットしたい。」と思う方には、私の例をぜひ参考にしていただきたいです。
始めたきっかけ
私は、10年くらい体重が増え続けていました。
「このままでいたら、ますます体が重くなるかも」
「次、推しに会うときには痩せていたい」
と考え、
思い切って何か始めてみようと思いました。
「何をしたらいいんだろう」と迷って周りに相談したところ、
運動に詳しい方からすすめられたのが「スクワット」でした。
太ももの大きな筋肉を動かすことで効率よく筋力がつく。
それが代謝を上げて、結果的に痩せることにつながる。
さらに、腕以外の全身の筋肉にも通じる動きだから、
下半身を中心に体全体が鍛えられる。
そんな説明を聞いて、
「それならやってみよう!」
「家でもできそうで良いな」と思ったのです。
最初にやったこと
最初はスクワットの姿勢を体で覚えることから始めました。
初日は、
「○回やらなくては」という回数ではなく、
「こんな動き方なんだ」と納得するところまでやりました。
それは筋肉痛になる手前くらいの動き方でした。
たぶん、20回~30回くらいを休みながらやったと思います。
単に「ひざを曲げる」だけでなく、下半身全体と上半身の姿勢を意識して動かすようにしました。
すると、数日で力の入れ方に少しずつ慣れてきました。
その後、
最初の2か月で3キロ減、1年半で合計7キロ減を達成するまでになりました。
今まで、スクワットで筋肉痛になったことはなかったと思います。
スクワットは、自分でコントロールしながら進められる、おすすめの運動です。
運動が苦手でも、無理をしなくても、
体はきちんと応えてくれる──スクワットは、50代に適した運動だと思います。
思い返すと私が「運動ゼロ」から始めて続けられたのは、
3つのステップがあったと思います。
ここでまとめてみます。
ステップ① できる運動を選ぶ【スクワット】
インターネット上には、難しい運動を紹介する動画が多くあります。
でも、運動苦手なら、最初にやることは、
シンプルなスクワット
個人的にはこれだけをおすすめします。
最初から強度が高いことをやろうとすると、無理があるかなと思います。
本格的に始めるまでに挫折しそうかな・・とも思います。
私も、「これならできるかも」と思えたのが、
最初の一歩になりました。
スクワットなら、難しいこともなく、
家の中で、すぐできます。お金もかかりません。雨が降っても夜間でもできます。
💡 Point:運動をスクワットに絞る。
たくさん激しくより、“続けられる一つ”が大切です。
ステップ② 「自分なりの回数」を繰り返す
私がスクワットを行うとき、回数を決めませんでした。
痩せたいと思ったときにスクワットを行う。
これだけでした。
初めの頃、実際にどれくらい行ったかを思い出しますと、
10回1セットを5セット(10回かける5)くらい行ったと思います。
もしかしたら、もっとやっていたかもしれません。
それくらい、回数にしばられないで、やる気に任せていましたし、今もそうです。
お湯を沸かす間、
レンジで温めている間、
テレビで天気予報を見る間、
このように、スキマ時間を使ってスクワットを行いました。
好きな音楽を聴きながら、好きなところでスクワットを行うこともありました。
気づいたときにひざを曲げていました。
そして、姿見の「鏡」が役立ちました。
時々姿勢をチェックすると、良い姿勢で効率良くできると思います。
回数や時間帯を決める方がやりやすい方は、ぜひ決めてください。
そして、「まだもっとできそう」と思ったら柔軟に回数を増やしていくと良いと思います。
筋肉痛やひどい疲れが出るほどやらなくて大丈夫です。
できる範囲で行いましょう。
運動したな・・と思える程度の回数が良いです。
続けると確実に体が慣れてきます。
💡 Point:やりたいときにやる。
いつでもできるから、続けるハードルがぐっと下がります。
ステップ③ 体の変化は、ある日ふと気づく
始めてから1週間は体重に変化がありませんでした。
でも、がっかりしないでください。
1週間が過ぎたころ、
「階段を上るのが少し楽になった気がする」と思いました。
体は、動かした分だけ少しずつ変わりますね。
本当に少しずつなので、「変化がわかるまで続けられたこと」が一つのポイントだったと思います。
激しい運動ではないため、数日やっても体重がすぐには変わりません。
でも、もう少し続けてみると体自体の変化に気づく可能性があります。
小さな変化を信じて、続けてみると良いと思いますよ。
私の場合、まず2か月で3キロ減りました。
このとき、鏡に映る自分の立ち姿が少しはマシになった・・とホッとしました。
そして1年半かけて合計7キロ減。
時間はかかっても、確実に変わりました。
💡 Point:変化は“ふとした瞬間”に気づくもの。
初めは、体重よりも「動きやすさ」に注目を。
まとめ|運動苦手でも、続けられる
私はいまだに運動が得意ではありません。
でも、「できる範囲で続けること」こそ、いちばんのコツだと思います。
完璧を目指すより、少しでも動く日を増やす。
その積み重ねが、1年半で7キロ減という形になりました。
運動が苦手な方も、まずは5回試すなどしていただければと思います。
初めはそれで大丈夫です。
今日の一歩が、きっと今後につながります。
次回の記事では、
「運動を2〜3週間続けて感じた変化」について、
体と気持ち、両方の変化を具体的にお話しします。
気軽な運動に便利なアイテム
運動を続けるコツは、「いつでも動ける服装でいること」かもしれません。
特別なスポーツウエアに着替えるのではなく、
そのまま動けるルームウエアを「普段着」として使うと、いつでも運動できます。
私は運動前にわざわざ着替えていません。すぐ動けるようにしています。
ルームウエアは、ストレッチがきいていて、動きやすい素材なら安心ですね。
買い物や家事の合間でも、スクワットが自然にできます。
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運動を2〜3週間続けて感じた変化(次回予定)
運動をやめずに続けるコツ(次々回予定)
