前回は、運動を続ける中で感じた体の変化について書きました。
今回は、続けていくうちに見えてきた「体の反応の違い」と、「無理せず続けるための工夫」についてまとめます。
運動を続けていると、思い通りに動ける日もあれば、体が重く感じる日もあります。
気持ちが下がったわけではなく、ただ体の状態に波があるだけ。
そんな波を受け入れながら、自分のペースで動けるようになってきました。
急激な変化を求めると、かなりの負荷が必要になると思いますが、私はそのようなことはしません。
運動経験ゼロ、運動が苦手な50代でもできることを続けています。
参考になると嬉しいです。
体の状態には波がある
その日の体調や睡眠、気温によって、体の状態は変わると思います。
疲れが抜けにくい日もあれば、自然に動ける日もあるのを感じます。
運動が思い通りにできない日があっても、それは「続けていない」ということとは違うと思います。
少しでも「動いておこう」と思う気持ちがあるなら、大事な「続ける根っこ」があると言えます。
💡Point:やる気の有無ではなく、体の声を聞いていきましょう。
負荷が変わることを受け入れる
スクワットを続けて気づいたのは、減量した分、同じ回数でも軽く感じられるということです。
それまでと同じ動きをしても、体が慣れてきた分だけ負荷が少なくなったのでしょう。
それは“筋力がついた”証でもありますが、少し物足りないのだと最近になって気づきました。
そこで最近は、軽いダンベルを持ちながらスクワットをしています。
減量した分を少し戻すような形で、軽く負荷を加えています。
負荷を上げすぎないよう注意しながら、体に「効いている」と感じる範囲を探しています。
こうして小さく工夫を重ねると、また楽しく、飽きずに続けやすくなります。
💡Point:体が変われば、運動の形も変わっていく。
立っている時間とのバランスを取る
立ち続けたときは、脚に軽い疲れを感じることもあります。
それでも、以前と比べて同じ姿勢を続けても少しラクになったように思います。
長時間立っていられる自分に、嬉しさも感じます。
軽く疲れた日は、スクワットを「整理運動」のように、いつもより軽く行います。
全面的に休むよりも、体が覚えていることを続ける方が翌日がラクだと感じています。
また、スクワットを習慣にしてから、夏に感じていた脚の重さがやわらいだように感じることもあります。
体を動かすことで、全体のめぐりまで整えられたのかもしれません。
続けるための自由なやり方
運動について、私はこのようにしています。
体が重い日は軽めのスクワットだけにする。
歩けそうな日はウォーキングを加える。
気分や都合、体調や環境に合わせて調整することで、負担が少なくなります。
どんな運動でも、
筋肉痛になるほどやらなくて大丈夫。
息苦しくなるような強い動きも、無理に続けなくていい。
このような方針で動いています。
体調や気持ちが良い日でも、
「いつもよりちょっと動けた。気持ち良かった。」と思えるくらいが、ちょうどいいと思います。
その「ちょっと」を積み重ねていくうちに、体は少しずつ応えてくれます。
無音の中で集中して動くのも良いですが、
音楽や推しの曲を聴きながら体を動かすと、気分も整いやすくなると思います。
そして、「毎日○回やらなければ」と決めるより、
「動ける日に動く」という柔軟な感覚でいた方が続くと感じています。
私の場合は、回数を決めて完璧にこなそうとするより、
少しでも続けること、調子の良い時に少し増やすことを大切にしています。
💡Point:完璧を目指さず、少しでも続けることを意識する。
「続ける」が力になる
運動を続けてきた時間は、それだけで意味があります。
実際、少しずつ積み重ねることで、体も気持ちも整いやすくなりました。
体の反応を見ながら調整することは、サボりではなく「継続の知恵」だと言えます。
無理をしない日があるからこそ、長く続けられます。
一度ペースが乱れても、また整えればいい。
それが、習慣になった証拠だと思います。
まとめ|体と相談しながら、無理なく続ける
やる気は大事。
でもそれだけを基準にするのではなく、体の声に耳を傾けながら動くのが50代のやり方だと思います。
変化を感じにくい時期も、続けていれば意味のある時間になります。
小さく工夫しながら体と向き合うことで、気持ちも体も整っていきます。
無理しない工夫を重ねながら、これからも自分のペースで体とつきあっていきたいと思います。
より良く続けるためのアイテム
スクワットをするとき、音楽を聴きながら行うのもおすすめです。
気持ちが弾むと動きもリズミカルになって、楽しくなります。
軽めのダンベル(1個500グラム)をおもちゃ代わりにするのもおすすめです。
初めのうちは「持つだけ」「重さに慣れるだけ」で十分です。
長く続けられることは、嫌にならないことでもあります。
だからこそ、体と気持ちを大事にしながら続けていきたいと思います。
皆さまも、きついことはしなくて大丈夫です。
自分に少しだけ負荷をかけながら、心地よく続けていけば、それで十分だと思います。
運動を始めた頃の話をこちらの記事に掲載しています。参考になさってください。


