50代のダイエットを続けてきて感じたのは、
「正しい形」にこだわるよりも、
今の自分にできる範囲を、続ける方が結果につながりやすい…ということでした。
その気づきは、運動の考え方にも同じように当てはまりました。
腹筋も背筋も……と構えなくても、
できる動きを少しずつ重ねていると、体はゆっくり変わっていくと実感しています。
今回は、そんな気づきについて書いてみようと思います。
昔、指導者から言われた言葉
学生時代、運動の先生から
「腹筋を鍛えるなら背筋もね」
と言われたことがあります。
しかも、「当然でしょ」という雰囲気でした。
その言葉を、ずっと信じていました。
だから、腹筋運動をした日は背筋運動もしなければならない。どちらか一方だけではダメなのだ、と思っていました。
理屈ではわかるのですが、実際には――
過去を振り返ると腹筋だけで「もういいや」と思うことが多く、背筋までたどり着けない日がほとんどでした。
「今日も背筋運動ができなかった……」
罪悪感が積み重なっていきました。
50代になって気づいた重さ
背筋運動は、手ごたえもわかりづらくて、やっている実感が少ないと感じます。
「これで合っているのかな?」という迷いもあって、やりがいがありませんでした。
でも、
運動が苦手で、あまりやりたくもないのに、
腹筋できただけで喜べないのはおかしい…と最近になって気づきました。
指導者に言われたから両方やらなければ…という思い込みが、自分を苦しくしていたのだと、やっと気づきました。
腹筋+背筋というのは、本当は「正しい形」なのかもしれませんが、どちらもやらなくなってしまうと、ゼロの日が増えることにもなってしまう。
特に、50代の体力と生活リズムでは、
この腹筋運動と背筋運動のセットを前提とした「正しさ」は、運動そのものへの壁になってしまいそうです。
そして、
50代のダイエットを続けていく中で、ふと気づきました。
腹筋も背筋も…と無理に広げなくても、
自分にできる動きを、のびのびと続けているだけでも良いのではないか。
できることだけでも、体は応えてくれた
ダイエットの日常の中で、
一般的な腹筋運動をしていたわけではありませんが、「お腹を支える」動きができてきました。
スクワットとダンベル風の運動のおかげです。
そうすると、
・姿勢がしっかりする感覚
・動作がラクになる感覚
・ストレッチで「ほぐしたい場所」がわかる感覚
が生まれてきました。
結果、お腹まわりは引き締まり、体重も減りました。
実際、お腹を意識した動きはしているものの、背筋運動はしていません。
それでも結果が出ているので、
「背筋運動ができていなくても、私には良かったのかもしれない」と思えました。
一つの運動からつながっていく
運動ができる人は、何気ない一言でも高度なことを言っていると感じます。
指導者の世界では当たり前でも、
運動が苦手な私には難しいと感じることもあるのです。
でも、個人的には
「50代の運動はもっと単純で良いのではないか」と思いました。
できるところから始めて、できる範囲で少し続ける。
それでも、筋肉は、一つの運動から
ゆっくりつながり始めると思います。
腹筋を意識すると、背中も支えやすくなる。
背中が安定すると、歩くのがラクになる。
ストレッチの効き方まで変わってくる。
腹筋と背筋の「両方をやろう」と完璧を目指さなくても、
生活の中の動きが「少しラクになる実感」が確かにありました。
まとめ:50代の運動は「できることだけ」でも前に進む
完璧にしようとして、何もできない日が増えるより、
腹筋だけでも、背筋だけでも、「できる方だけ」でも続けていると、体は少しずつ変わっていくように思います。
筋肉は裏切らないと、どこかで聞く言葉ですが、軽めの運動でも、積み重ねれば形になると私は実感しています。
運動が苦手でも、
自分らしく少しでも前を向けるなら、嬉しいですよね。
50代の体には、
「続けられる形」 がいちばんの味方だと思います。
無理のない運動の続け方については、こちらの記事でもまとめています。よろしければ、あわせてご覧ください。

軽い運動を続けたあとの変化について、こちらの記事に書いています。

