ダイエット中でも「間食が欲しい」と思う瞬間はありますよね。
50代の私も、我慢だけでは逆にストレスがたまってしまうと感じています。
試行錯誤の末、「間食=悪いもの」ではなく、選び方次第でダイエットの味方にできると考えるようになりました。
今回の記事では、私の実体験も交えながら、無理しないダイエットでの「間食」の工夫をご紹介します。
はじめに:間食は味方にできる
50代になってから、「おやつは我慢」ばかりでは続かないと感じるようになりました。
むしろ、空腹や甘いもの欲を上手に満たすことが、ダイエットを長く続けるコツです。
50代で無理せずに7キロ痩せた私がたどり着いた方法は、次の3パターンの組み合わせです。
1,甘くないおやつで空腹リセット
ナッツやチーズ、おつまみ系のおやつは特におすすめです。噛みごたえがあるので満足感がありますし、糖質が高くないので安心できます。ちょっと口にするだけで気持ちが落ち着き、次の食事までラクに過ごせます。
私は以前、ポテトチップスやおせんべいを食べると止まらなくなり、後悔することが多くありました。けれどナッツやチーズなら、量を考えながら食べられます。食感の違いも関係しているのかもしれません。
「ここでやめておこう」と切り上げられる感覚は、ダイエット中には大きな助けになります。私がよく利用するのは以下のものです。
▶ 素焼きアーモンド(小分けパック)
▶ プロセスチーズ 個包装タイプ
▶ 無塩ミックスナッツ
▶ うずらの卵のおつまみ
可能であれば、小分けパックを常備するのもポイント。食べ過ぎを防げるので安心です。
2,少量の甘いおやつで心を満たす
甘いものを完全にやめると、反動でかえって食べ過ぎてしまうことがあります。だから私は「ほんの少し」だけ食べるルールをつくりました。
チョコレートについては、以前、板チョコを多めに食べたこともあります。
けれども最近は、チョコは個包装を買うことにして「2個だけ食べる」と決めています。板チョコなら「かけら2個」程度。このマイルールが、減量の良い結果をもたらしたと思います。
チョコ以外でも、自分の好きな甘いものを“少量だけ”楽しむようにすると続けやすいです。例えば、このようなものがあると良いです。
▶ 高カカオチョコ(個包装)
▶ ひと口ようかん
▶ 砂糖控えめドライマンゴー
▶ チョコレート(個包装)
私は、食べる前に「今、本当に食べて良い?」と自分に問いかけます。後悔が少なくなるので、おススメです。
そして、どうしても「もっと食べたい」というときは、飴かキャラメル1個を口に入れて、事務仕事や洗い物など他のことを始めます。
すると「今日はこれで十分」と素直に思えます。
3,困ったときは「最中(もなか)」を活用
「最中(もなか)」は、若いころはあまり手に取らなかった和菓子でしたが、最近改めて食べてみると、皮の香ばしさとあんこの甘さのバランスが心地よく、今ではお気に入りのひとつになっています。
特に便利なのは、常温で保存できること。
冷蔵や冷凍がいらないので、買い置きしておけば、おやつやお昼ごはんのプラス1品にすぐ使えます。
持ち歩きたいときは、ケースや袋に入れると安心です。
エネルギーが不足していそうな日や、糖質を我慢し過ぎてしまった日。そんな日には、おやつとして最中を食べてもいいですし、お昼ごはんに「おにぎり+たんぱく質」だけでなく、最中をひとつ足すのもおすすめです。
和菓子は脂質が少ないので、ダイエット中でも取り入れやすいのも利点です。
小さな最中でも品の良い甘さで満足感があり、「これで十分」と思えるちょうどよいご褒美になります。例えば、こんな最中があります。
▶ 小さめ最中(個包装)
▶ ミニ最中 詰め合わせ
まとめ:3種類で“続けられる間食”に
甘くないおやつ → 日常の空腹対策
少量の甘いおやつ → 気分転換
最中 → エネルギー不足を補い、ご褒美にも
我慢ばかりのダイエットは続きません。
「やめる」より「選ぶ」を意識すると、心にも体にもやさしいダイエットになります。
私自身も、ポテチを食べて落ち込んだり、板チョコを多めに食べて後悔したりしたことが何度もあります。
でも「今日はナッツで止められた」「最中ひとつで十分幸せだった」と気づけた日は、小さな達成感が残ります。
その積み重ねが、50代でも7キロ減につながりました。
あなたも、ご自分に合う“続けられる間食”を見つけてみてください。